頭痛がひどい患者さん

当院では、頭痛がひどい患者さんも対象に治療していきます。

頭痛と一言でいっても、慢性的な緊張性頭痛（ほとんどの頭痛は筋肉の緊張から酸素や栄養不足が原因です）もあれば、急性の怪我による痛み（予後に注意が必要。精密検査を受ける場合もあります）

ここでは慢性的ですが強い衝撃を受けて、例えば交通事故などの障害によって痛みだした頭痛のケースを書いていきます。

僕自身、玉突き事故の被害者になったことがあり、ひどいムチウチとともにひどい頭痛に悩まされてきました。やっと最近になって寛解したのですが、この時、何がキッカケで改善したかといいますと、僕は自分でよく自分の身体を治療するのですが、口腔内の歪みから頚椎の1番の歪みが助長され頭痛を引き起こしていることがわかりました。

よくカイロプラクティック（アメリカでは医師の治療技術と同等とされている）の世界では、頭痛は、一つには頚椎1番の歪みから起こるとされています。

なるほど、では口腔内の歪みを正せば良くなるのかと口の中に手を入れて歪みを直したところ、頭痛が消えたんです。約10年間、悩まされてきた頭痛が消えたんです。それから半年が経ちますが、全く頭痛は無くなりました。

そして、実は、僕は手の指を広げたり閉じたりする動き（虫様筋）も交通事故ムチウチの障害（手の指や平の筋肉は痩せて感覚だけは研ぎ澄まされていたように感じました）でできなくなっていたのですが、それもこれをキッカケにできるようになったのです。

あと、気持ち的にも楽になり、知らぬ間にいろんなところに負担をかけていたことが分かりました。頭痛やいろんな障害を持って諦めかけているような患者さんにも何かしら取り戻すキッカケになればと思い、口腔内の治療をお勧めしています。